主旨と開催概要 (About Kyoto International Music Competition)

主旨・概要
 当コンクール並びに音楽祭は,青少年が音楽と向き合い,目標をもって自分に挑戦することで,自らが成長し,真の音楽に対する感動を得ることができる機会を提供することを目的とする。またコンテストの域を越え,国や民族の文化遺産であるクラシック音楽の理解と普及を推進し,そしてそれを目指す若い音楽家を発掘することや障がい児・者への音楽の関わり方を啓蒙・啓発することで,異なる地域の「人」や「文化」の共存,発展,活性化を図り,国際交流、並びに日中の友好と交流の促進に繋げる。
2018年に行われた「第1回京都国際音楽コンクール」に続き、2019年8月に行われた「第2回京都国際音楽コンクール」「京都国際音楽祭」(旧名称日中友好交流音楽祭)では、中国各地の予選参加者が約1600余名の盛況。京都本選と音楽祭の参加者が250余名。新型コロナウイルスの影響で二回も延期した「第3回京都国際音楽コンクール」は2021年8月に行われた。「入賞者コンサート」のライブ映像を配信行われた。
About Kyoto International Music Competition
 As part of the「Kyoto International Music Festival」we would like to announce 「Kyoto International Music Competition」. The purpose of this event is to provide a stage for young people to grow through music. The event’s theme is 「Be the Only One」. It is our hope that the youth of both countries will be able to challenge themselves and form deeper bonds of friendship at the competition.
 We believe that the common cultural heritage of our countries can cross national and ethnic groups. While aiming to discover excellent young talent in the field of classical music, it is our desire to show the power of music to all, regardless of ethnicity or ability. Furthermore, the event will promote cultural development and exchange on both regional and international levels.



「第5回京都国際音楽コンクール」 祝  辞

京都市長 門川 大作
 日中の友情を育む「青少年のための日中友好交流音楽祭 京都国際音楽コンクール」。5回目を迎える御開催を、心からお慶び申し上げます。
御出演の皆様は、コロナ禍の下でも弛まず研鑽を重ねてこられたことと存じます。若き皆様の情熱がこもった演奏は、観客の方々を大いに魅了することでしょう。そして本コンクールを機に、日中友好の輪が更に大きく広がることを念じています。
結びに、本コンクールの御成功を祈念いたします。

「第4回京都国際音楽コンクール」祝  辞
京都市長 門川 大作  
 日中の絆を一層深める「青少年のための日中友好交流音楽祭 京都国際音楽コンクール」。万全の感染症対策の下、今回も開催されますことを心からお慶び申し上げます。 御出演の皆様は、厳しいコロナ禍の中でも日々研鑽に励んでこられました。本日は、その成果を存分に発揮され素晴らしい演奏を御披露ください。そして、ここから世界へと大きく飛躍されることを念じています。 結びに、本コンクールの御成功を祈念いたします。
「第3回京都国際音楽コンクール」祝  辞
京都市長 門川 大作
 国際交流と日中友好に大きく貢献する「青少年のための日中友好交流音楽祭・第3回京都国際音楽コンクール」。コロナ禍の下でも感染防止対策を万全に,華やかに開催されますことをお慶び申し上げます。
 御出演の皆様は,この困難な状況の中でも努力を重ねてこられたことと存じます。本日はその成果を存分に御披露ください。皆様お一人お一人の御活躍を願っております。
結びに,本コンクールの御成功を祈念いたします。



「第1回京都国際音楽コンクール」祝  辞
京都市長 門川 大作 
 日中友好の歴史に新たな1ページを刻む「青少年のための日中友好交流音楽祭・第1回京都国際音楽コンクール」の開催を,心からお慶び申し上げます。
 御出演の皆様におかれましては,日頃の練習の成果を存分に発揮され,素晴らしい演奏を御披露ください。そして,共に音楽の道を志す仲間たちと競い,高め合う中で,国境を越えた温かな友情を育まれますよう念じています。
 結びに,本コンクールの御成功を祈念いたします。


「第2回京都国際音楽コンクール」祝  辞
京都市長 門川 大作 
 音楽を通して日中の絆を深める「青少年のための日中友好交流音楽祭・京都国際音楽コンクール」。昨年に続き,本年も盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。
 御出演の皆様におかれましては,この素晴らしい舞台で日頃の練習の成果を存分に御披露ください。本コンクールが国境を越えて互いに高め合う貴重な機会となり,皆様の飛躍に繋がることを念じています。
 結びに,本コンクールの御成功を祈念いたします。



内 容
第5回京都国際音楽コンクール」(ピアノのみ開催致します)
 The 5th Kyoto International Music Competition (for piano only)
 
「日中友好交流音楽祭」(西洋楽器・民族楽器・声楽・独奏・独唱・アンサンブル等)
 Japan-China friendship Exchange music festival
(京都文化力プロジェクト認証事業) 文化庁(Culture NIPPON)

予 選
予選参加申し込み期間:2023年4月1日~7月15日

予選審査形式(A・B各形式自由選択)

A 録音(録画)による審査

B 公式予選会場による審査
本 選 日 時
2023年8月18・19・20日
会場
京都府城陽市 文化パルク城陽
主催
日中友好交流音楽祭・京都国際音楽コンクール実行委員会
後援
外務省 文化庁 京都府 京都市 城陽市 京都府教育委員会 京都市教育委員会 城陽市教育委員会 中華人民共和国駐大阪総領事館  
協賛
株式会社ヤマハミュージックジャパン KAWAI 河合楽器製作所 
     ヤマハミュージックジャパン ベーゼンドルファー・ジャパン
協力
(株)トリイ (株) JEUGIA ムジカ工房 PANAMUSICA ロマン楽器 (株)旭堂楽器店 ビーテックジャパン メルセデス・ベンツ京都
「京都国際音楽コンクール」 審査規程
第1条
 この規程は、京都国際音楽コンクール規約(2017年12月25日実行委員会議決)に基づき、コンクールの各審査段階の演奏、審査の手続き等に関し必要な事項を定めるものとする。
第2条 (予選の審査)
 1、予選の審査は、各出場者に対して予選の通過の可否を決定するために行なう。
 2、前項の審査において、審査委員は、各参加者の演奏について合格と不合格を付すことで評価する。
 3、予選に合格した者は「コンクール」本選及び「音楽祭」での出場資格を得る。
第3条(本選の審査)
 1、「コンクール」本選の審査において、各審査委員は各出場者の演奏について評価する。
 2、第1項の審査において、審査委員は、自らの各出場者の演奏に対する評価を審査票に記入し、これに署名し、コンクールの実行委員会に提出しなければならない。署名を欠いた審査票は無効とする。
 3、すべての審査委員から審査票の提出があった後、実行委員会は二名以上の実行委員の立会いのもとに各出場者の得点の合計点を算出し、その一覧表を作成し、審査委員会に提出した後、その評価を公開発表する。
 4、審査委員会は、審査の一覧表の合計点数に基づき各部門において金賞・銀賞・銅賞を授与する。又、合計点数に同立順位が生じた場合、両者に当該の賞を与える。
第4条(京都市長賞)
 大学生と一般の部の最高位入賞者に「京都市長賞」を授与する。
第5条(優秀演奏賞)第1回・第2回京都国際音楽コンクールの「審査員特別賞」から「優秀演奏賞」に名称変更。
 実行委員会が、「優秀演奏賞」等の賞の授与を決定したときは、審査委員会はその受賞者を決定する。
第6条(他の賞)
 実行委員会が「京都新聞賞」「城陽市長賞」「中国駐大阪領事館総領事賞」「日本作品優秀演奏賞」「中国作品優秀演奏賞」等の賞授与を決定したときは、審査委員会はその受賞者を決定する。
第7条(聴衆賞)
 「入賞者コンサート」及び「日中友好交流音楽祭」の際、聴衆の投票により決定し、後日ホームページにて発表する。
第8条(優秀指導者賞)
 金賞受賞者の指導者に「最優秀指導者賞」、銀賞・銅賞受賞者の指導者に「優秀指導者賞」を授与致します。
第9条
 この規程に関して発生する問題は、日本語の本規程に基づき、かつ日本の法律に準拠して解決する。
附則
この規程は2020年1月1日から実施する。
参加費について
「京都国際音楽コンクール」及び「日中友好交流音楽祭」に参加するには参加費を支払う義務があります。主催者がコンクールを開催出来ない限り、参加費はいかなる個人的な理由があっても払い戻しは行われません。
著作権について
コンクール及び入賞者コンサートでの録画・録音・写真撮影等の記録、および頒布・販売に関する全ての権利(肖像権も含む)は主催者である「京都国際音楽コンクール実行委員会」に帰属するものとする。